HR Techナビでは、国内外のHR Techに関する最新トレンド、活用事例などHR Techに関わる人にとって役に立つ情報をお届けいたします。

Twitter採用がうまくいくために必要なこと | 中途採用の9割はTwitter経由! ジラフ に訊く、Twitter採用のあれこれ

ビジネスSNSといえばFacebookという風潮があったなか、Twitterを採用活動で活用する経営者や人事担当者が増えてきています。
いわゆる、ソーシャルリクルーティングというSNS上で採用活動を行うことですが、リクルートワークス研究所「求職トレンド調査2017」調査によると、アメリカにおいて入職経路の14%がSNSに対し、日本においてSNSが占める割合はたった2%と、日本では海外ほどアクティブではありません。

あるとき編集部がみた一つのツイートが目にとまり、ツイッター採用についての取材が実現しました。

今回は匿名質問サービス「Peing-質問箱-」等を運営している株式会社ジラフコーポレート本部長の海野さん(@hirochaaaaaaan)と広報・採用担当の内村さん(@kayouchi_job)にTwitter採用についてお伺いしました。なんとお二人ともTwitter転職組です。前回に引き続き、今回はTwitter採用をする上で大切なベースととなることについてお話いただきました。

<目次>
1.なぜTwitter採用をはじめたの?
2.Twitter採用がうまくいくために必要なモノ(今回)
3.Twitter転職者に聞く、Twitterで採用で採用されるのってどんな感じ?
4.Twitter採用の良いとこ、つらいとこ(12月6日公開)

Twitter採用がうまくいくために必要なこと

櫻木:
社員の方がTwitterでリツイートしたりみんなで取り組んでいるように見えます。採用チーム以外も協力しているのはなぜなのかなと純粋に疑問に思いました。

海野:   
純粋に当事者意識ですね。
VALUEが三つあって、一つ目が発明力、二つ目がオーナーシップ、三つ目がチームジラフというのがあるんですけれども、二つ目のオーナーシップというのが当事者意識を持って、責任を果たすという意味なんですよね。
みんな自分と働くメンバーを当事者意識を持って自分で集めているんです。

櫻木:   
Twitterをビジネスで使うことに抵抗はありませんでしたか?

内村:
わたしは転職用にTwitterのアカウントを作りました。個人のアカウントも消して、 転職用のアカウント一本なので全然平気ですね。

海野:
わたしはすごく抵抗がありました。

櫻木:
そうですよね。

海野:  
もともと個人アカウントを仕事で使っていました。
いまだにまんぷくまるでして、ビジネスアカウントにあるような「@ジラフ」は付けないですね。
たまにすごくびっくりしたときにつぶやくことはありますが、会社のことはほとんどつぶやかないです。
20時になったら誰一人いなかったとか。


麻生に「ジラフ ってプロフィールにかけ」と助言されたので一応書いています。

何をしている人かわからない人をフォローするのも不安だと思うので、一応コーポレート本部長っていうことだけ書いています。

櫻木:   
海野さんのTwitterはどちらかというとワーママ感のほうが強いイメージですね。

海野:  
そうですね。働くお母さん、もっとがんばってー!思っているので。なのに、なぜか「HR領域でフォローすべきTwitterアカウント40選」にいれてただいて、驚いています。

櫻木:   
海野さんのTwitterは、採用をやりたいというよりは応援したいっていう気持ちがあるから、共感が強いと思うんですよね。

内村:  
そのスタイルの方がいいですよね。急に募集がたくさんでてくるみたいなものよりは。

櫻木:  
とはいっても、内村さんも投稿をみているとジラフ推しって感じでもないじゃないですか。

内村:   
私、そもそもスタートアップや新しいサービスがすきで、それを発信しています。

櫻木:  
なるほど。

内村:  
普段自分が思ったことやいいなと思ったことについて発信をしています。
単純にただTwitterをやっているだけですね笑

櫻木:   
Twitterで採用するなかで他の採用と違うな?と思うところはありますか?

内村:   
Twitterで採用すると、麻生さんをフォローしてたり、私や海野さんをフォローしてもらったり、会社のキャラを分かって応募してくださるとマッチングはしやすいですね。
あと麻生が言っているのは、ダイレクトに発信されるっていうのはありますね。いいことも悪いことも。
 

一緒に働きたいと思っている人はネガティブな発言をしない

 
櫻木:
自分たちが発信してる分、発信されるリスクがあるわけじゃないですか。「あそこの面接が・・・」とか。そういうのは怖くないんですか?

海野:   
そのリスクは十分にあると思いますが、私たちが一緒に働きたいと思っている人はそんなネガティブな発信をしないと信じているので、大丈夫です。
あとは、そういうネガティブな意見を持つ人って、基本的にDMをしても返ってこないんですよ。

櫻木 :  
あーなるほど、たしかに。

海野:  
すごく丁寧に送ってるんですよ。拡散されても影響がないような文章を送っていますね。

櫻木:   
キャプチャをとられて拡散されてもちゃんとしてる会社だねって思ってもらえるようにですね。

海野:  
いま働いている人でネガティブな発信をする人がいないんですよね。それはすごくありがたいですね。Twitterで入ってきている社員だから発信する力はあるので。

櫻木:  
そうですよね。「また残業だ」とかつぶやいていて、ツイートを遡ってそれを見つけると、この会社激務だな、どうしようかなとか思いますもんね。

内村:   
そうですね。そういう意味では、うちは中にいる人の不満とかはあまりないのかなと思います。改善するべきところはたくさんありますけど。私は一社員として特にないかなと思っています。

櫻木:   
Twitterで社員からグチがでない。社員がのメンバーが会社に対して満足しているって理想的な状態ですね。みなさん気持ちよく働けている要因は何ですか?

内村:   
一緒に働く人も好きですし、私は関わる人が多いので、みなさんのことを好きというか、人がいいなと思っています。エンジニアの人はよく言ってますね。一緒に働くエンジニアが最高って。コミュニケーション能力が高いエンジニアが多いんですよね。

海野:   
本当に人がいいんですよ。写真を切るのを手伝ってくれるくらいフランクな感じのエンジニアが多いですね。

内村:   
そうですね。創業時からいるエンジニアが2人いるんですけど、その人たちが面談に出てくれて、技術力だけじゃなくてコミュニケーション能力が本当に高いなぁと思います。面談って難しいですよね。面談の最中だけではなく、面談内容を適切に社内にフィードバックする必要もありますし。
 

大切なのは「制度」よりも「社風」

 
海野:
しかも、みんな定時で上がるんですよ。

内村:   
ほんとに20時とかだれもいないですよね。

木:   
すごいですね。
そういった制度があるというわけではないんですよね?

海野:   
ないですね。これは社風ですね。 わたし子供の迎えがあるので皆さんより少し先にオフィスを後にするので、入社当時皆さんの残業状況ってよく把握できてなかったんですね。そうしたら最初、内村が「もう21時なので帰ります」という一報を私に送ってきたときに、大変だと思ったんですよ。こんなうら若き乙女が21時に残ってる。そしてそのことを「最後まで張ってた」ってみんなで褒めてたんですよ。
そこで、これは良くない風潮ですよって言ったんです。このまま行くと終電まで残らないと評価されないっていうような風土なりかねないですよって。

そしたらみんなポカーンってしてて。

この間、20時に誰一人いなかったことを知って、ほんとにイレギュラーだったんだなって思いました。

内村:   
私がセットした採用面談があって、 20時からスタートだったんです。
私から、エンジニアの方にお願いしている手前、先に帰るのも申し訳なく、 面談が終わるまで残って確認して一緒に帰りました。
これはほんとに社風ですね。私も入った時にびっくりしました。逆に19時に帰っていいのか、と思っていました。

櫻木:   
制度的に取り組む会社も多いですけど、社風が一番大切ですよね。

内村:  
定時までにちゃんと仕事を終わらせて、帰れないって逆に能力的にまずいよねという雰囲気です。

海野:   
そうなんです。
やらないけど定時だから帰ってるんじゃなくて、やることはやって帰ってるんです。

内村:  
ジラフレックスといって、うちの会社は9時~11時の間で自由出社なんですけど、当日の朝9時までに出社時間を申請すると自分の好きな時間に出社できるんです。
例えば、11時に出社する場合、20時までなんですけど、9時から出社した場合は18時までになるので、20時まで残る人がより少なくなりましたね。

海野:   
そうですね。
20時で帰る人もいるし、副業もできるので、仕事をサクッとちゃんとやって、副業もしてって人も多いんじゃないですかね。

櫻木:   
そうですね。
そのジラフレックスを徹底できるのはすごいと思います。

海野:   
そうですね。
まだ試し運用の状況ですが、残していかないといけない文化だと思いますね。 

続きはこちら
Twitter転職者に聞く、Twitterで採用で採用されるのってどんな感じ?

(編集:櫻木諒太 文:小水流佳菜)