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HR Techで成果のあがる組織と人をどう作るのか?【HR Tech90イベントレポート】

HR Techでどう成果のあがる組織と人を作るのか?HR Tech90イベントレポート

こんにちは、HR Techナビ編集部です。2017年11月21日にHRTech イベント「HR Tech 90」を開催いたしました。今回のテーマは「HR Techで変わる人材育成と人材評価」と題してまして、社内モチベーションSNS「ホメログ」を提供する株式会社シンクスマイルCHO 五十嵐 政貴 氏、モバイルクラウド型接客スキル向上サービス”TANREN“を提供するTANREN株式会社 代表取締役社長佐藤 勝彦 氏をゲストにお迎えして、成果のあがる組織づくりのポイントやテクノロジーでどのように人材育成が変わるのかについて語っていただきました。本イベントのレポートをお届けいたします。

HR Tech90とは?


Human ResourcesとTechnologyをあわせた造語であり、テクノロジーを活用し人事領域の業務最適化を図るサービスのことを指す「HR Tech(HRテック)」。
「HR Tech×〇〇」として、HR Tech(HRテック)に関するあらゆるテーマを取り上げ、1回あたり90分のイベントでネットワーキングとノウハウのシェアの場を作るという目的のもと、本イベントを開催しています。
【過去のイベント】
2017年10月21日開催AIで劇的に変わる営業の働き方!HRTech90#1

第一部:成果のあがる組織とは?

五十嵐さん講演

講師:五十嵐 政貴 氏

株式会社シンクスマイル CHO
社内モチベーションSNS「ホメログ」や「CIMOS」の立ち上げメンバーであり、CINQSMILEでは一年半という最速で取締役に就任。 上場企業を含む多数の企業のコンサルティングからシステム導入まで幅広く手掛けている。

社内の評価システムから生まれたサービスとは?

五十嵐さん講演2

シンクスマイルは「したことないことを減らす」を理念に能力の可視化通して働く人の能力を可視化し、適材適所に人員を配置し、自分らしく生きる人を増やすためのサービスを提供している会社です。社員同士の評価システム「CIMOS」では、バッジで褒め合い各自の得意な部分に目を向ける仕組みを有しています。
バッジという形に「ありがとう」を可視化することで自分たちで褒め合う文化をつくるために、メディアで取り上げられて、他の会社から引き合いがきてでてきたの「ホメログ(旧hooop)」。すでに1,000社を超える導入実績があり、アーバンリサーチ、リンクアンドモチベーションなどに導入されています。
さらにこれからの導入実績から独自の分析とデータを活用し、各自の承認欲求を満たしたり、お互いの信頼関係を深めるためのツールとして「RECOG」を開発しました。

では、なぜシンクスマイル社では褒める・承認欲求を満たすことを重視しているのでしょうか?

なぜ「承認」や「褒め合う」ことが大切なのか?

recognition

マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授ダニエル・キム氏が提唱している理論「組織の成功循環モデル」では、組織やチームの結果の質を高めるためには、一見遠回りに見える組織やチームメンバー同士の関係性の質を高めることが大切と主張しています。関係性の質の高める取り組みからはじめることで、個人やチームの行動の質が向上し、結果の質の向上につながります。関係性の質で大切なのが信頼関係の構築であり、そのためにチーム内での承認が重要になる。

Google社が実施した生産性の高い働き方について分析をした「プロジェクト・アリストテレス」においては、チームの生産性を高める成功因子として「心理的安全性」があると結論付けました。心理的安全性がある組織であるかどうかは、例えばミスをしたときにすぐに報告ができる組織かどうか、承認・賞賛の文化があり、お互い言いたいことがいえる文化があることが大切です。

このような成果が上がる組織にするためにシンクスマイル社のツールを使って成功をしている企業の事例を紹介いただきました。
褒めるという一見行為を可視化することで新しい福利厚生の取り組みや成功している組織の要素抽出に使えるという点が非常に興味深かったです。
ゲームみたいに会社を楽しむ仕組みが「ホメログ」や「RECOG」にある。一見固いイメージのある人事を楽しく変えるシンクスマイル社の次の取り組みにもチェックです。

第二部:HR Techで変わる人材育成と人材評価

tanren佐藤さん講演3

講師:佐藤 勝彦 氏

モバイルクラウド型接客スキル向上サービス”TANREN”を提供する
TANREN株式会社 代表取締役社長
兼務でB2B系企業向けセールス研修を主軸とする株式会社テソロの監査役。B2B系#EdTech領域業界へ業界初の営業ロープレをオンライン上で鍛錬するクラウド型サービスを2015年03月に立ち上げる。携帯業界を中心に販売企画・マーケティング戦略/セールスノウハウ教育などの販促プロジェクトを多数手がけ、その魂の熱血型講習には定評有り。

TANRENのポイントは○○にあり?

tanren佐藤さん

TANREN株式会社は2014年10月に創業し、ベンチャー・スタートアップ向けのビジネスコンテストでのファイナリスト進出、大手企業からの受注や携帯電話販売事業などを展開する株式会社ティーガイア社から資金調達の実績など3年間のうちに残してきました。しかもなんとたった3名の社員で。
TANREN創業のきっかけは、もともと15年にわたり携帯電話セールスの指導を「アナログ」でやっていた佐藤社長。他店舗展開している会社の販売員の方がやる営業ロールプレイングの様子を動画で撮影してYoutubeにアップしチーム内で共有してもらっていました。さすがに日本全国に行って撮影およびフォローするのは辛いということで、ロールプレイとフィードバックを見える化するプロジェクトとして企画をしたのが3年前。「いつでもどこでも」見える化と共有を実現するサービスです。

では、TANRENの独自性というのはどこにあるのでしょうか?

TANRENのポイントは「全部ひっくり返したことにあります。」
ラーニングピラミッドという学習定着率を表す図があります。普通に講義を聞いている時の定着率が低くて、他人に教えている時が一番定着率が高く、次に実践による経験や練習をしているときの定着率が高いとラーニングピラミッドでは説明しています。
従来のe-learninでは先生が教えていたけれどもTANRENでは教えないですし、本部が主導ではなく現場主導、インプット中心ではなくアウトプット中心、タイムラグラグはなくリアルタイムで対応できる、マニュアル対応ではなく創意工夫性を伸ばすなど従来の教育の概念をひっくり返した新しいラーニングを実現できるようにしたのがTANRENです。

TANRENの設計思想には裏には圧倒的な現場経験から気づいたニーズにあり。
さらにそれを裏付ける声として携帯販売代理店の最大手のピーアップ社のTANRENを導入した目的や導入した成果などについてご紹介いただきました。
ピーアップ社導入事例:http://corp.tanren.jp/casestudy/348

HRTech(HRテック)事業者としてAIといかに付き合うべきか?

tanren佐藤さん講演34

2030年にAI(人工知能)が人類の知能を超越する転換点「シンギュラリティ」がくると言われています。EY総合研究所のレポート『人工知能が経営にもたらす 「創造」と「破壊」
』によるとAI関連産業の市場規模は2015年の4.7兆円から2020年には87兆円に成長すると予想しています。このような予想があるなかでHR Tech(HRテック)事業者はAIとどう付き合っていくべきか?同調査では、「教育・学習支援分野 」においては、教師がAIにとって変わられるわけではなく自学習をサポートするAIが進化していく、自学習を支援するプロダクトが進化して結果的に講師が少なくて済むということことが説明されています。
そこでこ自学習をサポートするAIをTANRENで進化させることに活路があるのではと考え他社と連携してプロジェクトを実施いたしました。具体的に実施したこととは・・・。

と詳しくご紹介したいところですが具体的な数字や社名もあり本レポートでご紹介できるのはここまでです。申し訳ございません。

HRTechの最新情報を3月22日のイベントでご紹介!

毎回人事担当者を中心に最新の便利な人事ツールを学ぶHR Tech90も今回で6回目!
株式会社HRBrain代表の堀 浩輝氏らをゲストにお迎えして、
「成長企業に学ぶ!成果を生み出すチーム作りと人材評価のポイント」をテーマに、
タレントマネジメントや目標設定と評価のポイントなどを学びます。

概要

日時:2018年3月22日19時〜20時30分(18時30分開場)
場所:港区赤坂3-17-1 いちご赤坂317ビル 5F
主催:一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会
協力:株式会社ウィルグループ
参加費:
早割チケット 500円
通常チケット 1000円
URL:https://hrtech90-6.peatix.com/view