2018年4月に発表された、国内HR Tech(HRテック)企業の最新ニュースをご紹介。
①サービスのローンチ・新機能(13件)
②業務連携・サービス導入(10件)
③資金調達(3件)
④実績・業績など(2件)
毎月新サービスや新機能のリリースが10件以上出ています。今月は特に、業務連携やサービス導入のニュースが目立ちました。
採用領域のサービスを提供する企業のニュースが多くありました。
人事1,000人の「欲しい!」を叶えるHR Tech『ジョブカン採用管理』導入実績1,000社突破!「イベント管理機能」を含む多数の機能をリリース(2018年4月9日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000004237.html
株式会社Donutsのリリースしているクラウド型採用管理システム「ジョブカン採用管理」の導入実績が1000社を超えました。また、要望の強い「イベント管理機能」などの機能を追加しました。
新しく実装された「イベント管理機能」によって、エージェントと候補者の日程調整の効率が向上し、人事担当者の手間を省きます。
【機能向上】1on1ミーティングなどの定期面談の実施状況を見える化し、面談実施の浸透を促す「面談レポート」機能をリリース(2018年4月24日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000026739.html
コミュニケーション型人事クラウドサービスを提供するSharin株式会社は、今回Sharinに1on1の面談ツールにおいて、実施レポート機能、未実装アラート機能、面談実施日のカレンダー表示機能の3つを追加しました。
この追加機能によって、面談の未実施や面談を継続できない状況を塞ぎます。
中小企業・小規模企業、個人事業主向け新・クラウドサービス『かんたんクラウド会計』『かんたんクラウド給与』を販売開始(2018年4月5日)
https://www.mjs.co.jp/news/details.html?Itemid=6265
株式会社ミロク情報サービスは新・クラウド型自計化サービス『かんたんクラウド会計』 『かんたんクラウド給与』をリリースしました。
『かんたんクラウド会計』 『かんたんクラウド給与』は中小企業や小規模企業、個人事業者向けのサービスで、「誰でも簡単に簡単に使える」をコンセプトに会計ソフトを利用したことのない人や簿記が苦手な人をサポートします。
スモールチーム向け情報共有ツール「Stock」が正式ローンチ——口コミを中心に2,200社が採用、情報の蓄積にあわせ、ユーザー退会の抑制にも成功(2018年4月10日)
リンクライブは情報やタスクの管理のため誰でも簡単に利用できるSaaS型情報管理サービス「Stock」をリリースしました。
情報が流れやすいフロー型(タイムライン型、時系列型)ではなく、「Stock」はストック型(ブログやWikiなど)を採用しています。
ストック型は情報共有ファイルを使った方法に依存するのが難点でしたが、「Stock」はタブレットやスマートフォンからの書き込みも可能のため、ユーザー増加の要因となっています。
~背中を見ろより、スマホを見ろ~「soeasy buddy」販売開始(2018年4月11日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000029064.html
株式会社soeasy は動画とAIを利用した生産性向上クラウドサービス「soeasy buddy」をリリースしました。
「soeasy buddy」は、商品説明のトークやクレーム対応方法などのノウハウをクラウドに掲載できます。新入社員や遠隔拠点にいる従業員も、スマホでいつでもどこでもアクセスできるため、自社ノウハウを効率的に学習できます。
また、チャット機能があり、動画をみた従業員からの気づきによってノウハウ集の鮮度を保ちます。AIが行動ログを集計し、従業員の会社への貢献度偏差値表示します。
株式会社ヒュープロ税理士・税務職に特化した転職サイト『最速転職 HUPRO』をリリース(2018年4月10日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000021938.html
株式会社ヒュープロは税理士、税務職の転職に特化したサービス「最速転職 HUPRO」をリリースしました。人材のスキルレベルを人工知能が分析し、求職者側の採用を最速で可能にします。また、専門家のスキルの明確化により求人側と採用側のミスマッチを防ぎます。
VRで「しごと体験」・「職場見学」を実現!VR×AI人材ソリューション「Guru Job VR」4月10日(火)より提供開始(2018年4月11日)
https://www.dip-net.co.jp/news/press-release/2018/04/vr-vraiguru-job-vr410.html
ディップ株式会社はVRテクノロジーによって、職場に行かなくても職場体験ができるサービス「Guru Job VR」をリリースしました。
「しごと体験」と「職場見学」によって就職後のミスマッチを防ぐとともに、交通費や特別な準備が必要な職場でも、コストをかけずに職場見学を実施可能です。
日本初のVR×AI人材教育ソリューション「Guru Job VR」を開発!6DoFに対応、第一弾工場向けを常石造船と(2018年4月3日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000020924.html
株式会社ジョリーグッドは、VR×AIによる人材育成ソリューション「Guru Job VR」(グルジョブ・ブイアール)を開発しました。
サービス第一弾は工場向けで、常石造船株式会社の協力のもと作成しました。
危険箇所に応じて、リアルな事故シーンを体験することで、実際の業務での危険予知への意識を格段に高めることができます。
10秒で始めるAIプログラミング学習サービス「Aidemy」リリースから100日で会員登録数10,000人突破(2018年4月11日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000028316.html
株式会社アイデミーが運営しているAIプログラミング学習サービス「Aidemy」がサービス開始から100日で会員数10,000人を突破しました。また、会員数10,000人突破に伴い新たに月額プランと新コース「異常検知入門コース」の提供を開始しました。
「Aidemy」はPC環境がなくても学習が始められるAIに特化したサービスです。法人・研究室向けの「Aidemy Business」も用意されています。
組織の変化・成長を見える化するWEBアプリ「Ocapi」、 レポートへのエンゲージメント度合い表示機能を4月上旬リリース(2018年4月4日)
https://www.atpress.ne.jp/news/153164
株式会社ヒューマンバリューは、組織の成長や変化を可視化しみんなで話し合うアンケートツール「組織変革プロセス指標:Ocapi」に「貢献感」「適合感」「仲間意識」の3つの指標をレポートに出力する機能を追加しました。
SAPジャパン、「人財シェアリング」プラットフォーム「SAP Fieldglass」を日本市場向けに提供開始 (2018年4月17日)
https://news.sap.com/japan/2018/04/17/
SAPジャパン株式会社は、「人財シェアリング」プラットフォーム「SAP(R)Fieldglass(R)(エスエーピー・フィールドグラス)」を日本市場に提供開始しました。
「SAP(R)Fieldglass(R)」は人材領域においてシェアを可能にするプラットフォームで、企業へ専門スキルを持つ人材と企業をマッチングさせるサービスです。
企業のデジタル変域に必要な「人材」の確保が必要とされるなか、従来のシステムでは対応できなかった、専門性の高い人材の獲得をサポートしていきます。
「Wantedly Visit」会社とユーザーを”価値観”からマッチングする新機能をリリース(2018年4月9日)
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/114979
ウォンテッドリーは会社訪問サービス「Wantedly Visit」をリニューアルし、会社とユーザーが価値観でマッチングできる機能を追加しました。
25,000社が登録、月間200万人が利用するサービスに成長していく中で、ユーザーが会社の募集要項で価値観がマッチングするかを判断するのでなく、会社の文化からユーザーと企業を繋げることで、内定後のミスマッチを防ぎます。
日本初、働き方改革に貢献するスタートアップ企業への投資制度「HR Hack Fund」を開始(2018年4月5日)
https://www.dip-net.co.jp/news/press-release/2018/04/-hr-hack-fund-pr.html
ディップ株式会社は、働き方改革に貢献するスタートアップ企業を対象とした日本初の投資制度「HR Hack Fund」を開始しました。
また、資金提供だけでなくだけでなく起業家や大学教授などHR関係者を結ぶネットワークで専門家陣と共にメンタリング。日本最大級の企業データを提供や営業支援をおこないます。
FRONTEOの人工知能KIBIT、横浜銀行の新卒採用の選考に活用(2018年4月5日)
http://www.fronteo.com/corporate/news/uploadfile/docs/20180405.pdf
横浜銀行は、株式会社FRONTEOの開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」をエントリーシートシート選考に導入しました。
KIBITによって応募者の志望動機などを集計し評価を定量化することで、客観的に新卒応募者を選考します。
AIが職務経歴書他、約150項目の入力業務を代行し紹介会社の負担を大幅減!「構文解析」技術をCareerPlus2に導入決定(2018年4月2日)
http://www.brainlab.co.jp/news/20180402/1804_BLandDaxtra.pdf
株式会社ブレイン・ラボとDaxtra Technologies inc.は業務提携契約を締結。これまで、職務履歴書や履歴書内の膨大な情報が、人材派遣会社から様々なフォーマットで送られてくるため、データ入力や整理をするのに莫大な負担とコストがかかっていました。
しかし、Daxtra Technologies incのAI「構文解析エンジン」を活用することで、履歴書や職務経歴書の入力の負荷軽減及び詳細な候補者情報のデータベース化を図ることができ、企業にあった人材を推奨する際の精度を高めることが可能になりました。
プログラミングスキルチェックツール「track」がITエンジニア就活生向けの逆求人フェスティバルとサービス連携を開始(2018年4月6日)
https://givery.co.jp/press/2686/
株式会社ギブリーが株式会社ジースタイラスとサービス連携をしました。
ジースタイラスのITエンジニア就活生向け逆求人イベント「逆求人フェスティバル」にギブリーのプログラミングスキルチェックサービス「track(トラック)」を連携することで、イベント参加者のプログラミングスキルレベルを可視化し、マッチング率の高いエンジニア就活、採用支援をおこないます。
日程調整自動化ツール「オートークビズ」が、人材紹介エージェント「レバテックキャリア」で活用を開始(2018年4月11日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000029503.html
RegulusTechnologies株式会社が提供する「オートークビズ」が、レバテック株式会社が運営するエンジニア・クリエイター向け転職サービス「レバテックキャリア」に導入されます。
「オートークビズ」は求職者がチャットボットで必要事項を入力するだけで自動でヒアリング日程を調整するサービスで、「レバテックキャリア」の業務作業の削減と複数の応募者データを一元で管理することができます。
株式会社ダイヤモンド社とのHRテック分野における 業務提携に関する基本合意書締結について(4月4日)
https://www.atpress.ne.jp/news/153608
株式会社アクティブ アンド カンパニーと株式会社ダイヤモンド社はHR Tech領域で業務提携を結びました。
株式会社アクティブ アンド カンパニーのリリースしている、クラウド型・組織戦略システム HRオートメーションシステム「サイレコ」によって、ダイヤモンド社の職場適応性テスト、ストレス耐性テストなどの個人特性を測る適性検査データの分析を実施可能にし、人事担当者の負担を減らします。
【導入リリース】Sansan株式会社、クラウドOKRサービス「Resily(リシリー)」をSansan 及び Eight の各事業部で導入(2018年4月17日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000033468.html
Sansan株式会社は法人向けクラウドOKRサービス「Resily(リシリー)」導入しました。
「Resily」はResily株式会社が運営しているサービスで「目標達成へのコミュニケーションを革新し、企業のパフォーマンスを最大化する」ことを目的としています。
今回事業拡大に伴ってSansan株式会社の大きな負担になっていたチーム内の連携及びコミュニケーションを円滑にすることで、目標達成による無駄や矛盾あるプランの早期発見・事業成長を実現していきます。
メンタルヘルス専門オープンプラットフォーム「LAFOOL PLATFORM」 AI解析でつなげるヘルステックビジネスの開発を開始(2018年4月11日)
http://www.lafool.co.jp/news/206/
株式会社ラフールは、ヘルスケアのビックデータを分析し、対策をシームレスに繋ぐ「LAFOOL PLATFORM」を開発しました。
ストレスチェックシステム「priskHR(プリスク エイチ アール)」やメンタルケア対策スマートフォン専用アプリケーション「LAFOOL(ラフール)」を主軸として約3000社のビックデータを収集し一元で管理します。また、人工知能によってデータを分析しクライアントの課題に最適なソリューションを提案していきます。
「Qlik Sense」で グリー社内の人材活用プラットフォームを構築 ~人事情報の検索・分析をシームレスに、 データを活用した人事戦略を推進~(2018年4月19日)
https://www.ashisuto.co.jp/news/release/1204893_1675.html
グリー株式会社は、株式会社アシストが提供するセルフサービス型分析プラットフォーム「Qlik Sense(R)」を採用しました。
モバイル・ゲームを中核に、メディア、広告、投資など幅広い事業分野で活躍するにあたって、事業目標を達成するためには人材が最高のパフォーマンスを発揮する必要があります。
そこで「Qlik Sense(R)」を利用することで従業員のデータ検索から解析までをシームレスにおこなっていきます。
ヘルステックベンチャーFiNCと竹中工務店「健康なワークスタイル」の実証を共同実施(4月11日)
https://company.finc.com/news/9764
予防ヘルスケアx AIテクノロジーに特化したヘルステックベンチャー株式会社FiNC と株式会社竹中工務店は共同で実証実験を開始します。
今回の実験では、竹中工務店の従業員を対象に就労時のワークスタイルデータとFiNCウェルネスサーベイから得られた心身の健康状態に関するデータを相関分析し、「健康なワークスタイル」検証を目的としています。
プログラミングスキルチェックツール「track」が、国内大手採用管理システム「SONAR」とAPIの連携を開始 〜スキル
チェックの結果を一元管理し、新たなエンジニア採用選考フローの設計を手軽に実現〜(2018年4月25日)
https://japan.cnet.com/release/30244829/
株式会社ギブリーが提供するプログラミングスキルチェックツール「track(トラック)」は、イグナイトアイ株式会社、株式会社インフォデックスが提供する採用管理システム「SONAR」とのAPI連携を開始しました。
これまで「track」のプログラミング試験の受験データ(Unitテスト及び標準入出力の採点結果/ランキング/ソースコード情報)は、その都度【CSVダウンロード→採用管理ツールへのインポート】をする必要がありましたが、今回のAPI連携によって、「track」によるプログラミングスキルチェックの結果を一元管理でき、採用にかかるコストを大幅に削減します。
会話からチームワークを見える化するSmart bot「A;」がArchetype Vらからシード資金調達(2018年4月16日)
https://thebridge.jp/2018/04/smart-bot-a-fundraisingLaboratikはSlackの会話からチームメンバーの状態をリアルタイムで解析するSmart bot「A;」を開発しており、調達した資金を元に営業体制の強化やSlack以外のチャットツールにサービスを展開させます。
建設現場のマッチングアプリ「助太刀」が5.3億円調達、開始半年足らずで7000人の職人が利用(2018年4月5日)
https://suke-dachi.jp/company/pr/20180405.pdf
建設現場の仕事と職人をマッチングするサービス「助太刀」を運営している株式会社助太刀は、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジェネシア・ベンチャーズ、KLab Venture Partners、ニッポン放送、パーソルホールディングス、レジェンド・パートナーズ、その他1社の合計7社から第三者割当増資によって約5億3000万円を資金調達しました。
「助太刀」の発展によって、慢性的な人材不足の状況になっている建設現場にオンデマンドで人材提供します。
人の代わりにAIが採用面接してくれるサービス「SHaiN」を運営するタレントアンドアセスメントが3000万円を資金調達(2018年4月16日)
https://www.taleasse.co.jp/2018/04/16/vc_taleasse/
AI面接サービス「SHaiN」を運営するタレントアンドアセスメントは、三菱UFJキャピタルが運営するファンドを引き受け先として第三者割当増資で3000万円の資金調達をおこないました。
「SHaiN」はスマートフォンを活用することで人事担当者と就職応募者が直接会わなくとも、リモートで面接ができるアプリです。
AIが応募者の面接を分析し診断結果を出すため、採用コストを削減できるだけでなく、人によって評価が異なる問題を防ぐことができます。これにより、就職後のミスマッチを防ぐことができます。
健康経営優良法人2018の日本ユニシスにてポケットセラピストの利用効果をランダム化比較試験にて検証し一部データを公開(2018年4月11日)
https://www.backtech.co.jp/press_unysis_pockettherapist_rct_results/
株式会社バックテックは日本ユニシス株式会社の健康経営支援として労働生産性向上を目的とした腰痛対策アプリ「ポケットセラピスト」をトライアル導入し、収集したデータを一部公開しました。
『ポケットセラピスト』の利用者と非利用者の2群に分類し、ポケットセラピストの利用効果を検証する方法で実験しました。
2ヶ月で労働生産性の向上【92.4%→112.2%】が得られました。
中小企業・個人事業主向け「無料」クラウド業務系ソフトウェア 「フリーウェイシリーズ」、登録申込ユーザー数20万人突破(2018年4月23日)
http://freeway-japan.com/news/view/93
株式会社フリーウェイジャパンが運営する中小企業・個人事業主向けの業務系クラウドシステム「フリーウェイシリーズ」が、登録申込みユーザー20万人を突破しました。
「フリーウェイシリーズ」には、会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」、給与計算ソフト「フリーウェイ給与計算」、クラウド販売管理「フリーウェイ販売管理」などがあり、全て無料で利用することができます。