2019年12月9日
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HR Technology Conference & Expo 2018 Pitchfest登壇した30社一覧
2018年9月11日から14日にかけて行われた世界最大級のHR Techイベント「HR Technology Conference & Expo 2018」。優れたHR Techスタートアップを発掘および表彰する「Pitchfest」が今回新しい企画としてスタートしました。150のエントリーの中から厳選なる審査を通過した30社をご紹介します。優勝は「Blendoor」、特別賞は「Talvista」が受賞をしました。2社のサービスについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
参考記事：世界最大級のHR Techイベントで優勝した「Blendoor」と特別賞の「Talvista」
1.Humantelligence
面接を排除した迅速なリクルーティング、要員配置の最適化、従業員のパフォーマンス管理など、人事のサイクル全体にAIとタレント分析を活用した、統合されたクラウドベースのプラットフォーム。他ツールより短い所要時間（１２分）が特徴の自己評価ツールなどを提供。
http://www.humantelligence.com
2.CompensationCloud, Inc.
従業員の給与管理ソフトウェア。予算のモデル化や、グローバル企業向けの居住国に基づいた給料プラン設定など、包括的なサービス。初期設定・カスタマイズが無料、無償のアップデート、問い合わせは２４時間以内に対応すると明言しているなど、カスタマーサポートが充実している。
https://www.compensationcloud.com/
3.uncommon
欲しい人材のスキル・経験などを選択すると、自動的にその地域で条件を満たす求人者を絞り込み、リストアップしてくれるツール。1億のプロフィールデータや求人広告配信を通して、条件に見合う候補者を迅速に集めることが可能。
4.PeopleSpheres
様々な人事ソフトウェアを統合するプラットフォーム。従業員ポータルとして一つに集約することで、人事側と従業員の関わりを強くし、従業員のエンゲージメントを高める。どのデバイスでも使いやすいインターフェースが特徴的。
5.Cloverleaf
人事評価・情報などを元にしたチーム・個人の取り組みの可視化などによって、より良いチーム作りを支援するツール。プロセス・ツールの最適化では無く、個人としての評価やチーム内の交流に着目しているのが特徴。
6.talentegy
AIを用いたタレントアナリティクスプラットフォーム。従業員のエンゲージメントや実績をリアルタイムで記録し、候補者と従業員の調査・分析を可能に。
7.Relish
新卒に特化したダイレクトリクルーティングサービス。学生はプロフィールや学歴、画像などをアップロードし、企業側は採用したい学生にオファーを行える。学校単位での導入なども行なっている。
https://www.relishcareers.com/
8.LUMITY
福利厚生サービスの利用状況の管理や健康プランや福利厚生プラン選択の手間を削減するサービス。社員のニーズに基づき運用していくことで福利厚生関連費の適正な支出が可能に。
9.Espresa
EAP（Employee Assistance Program）管理のためのクラウドプラットフォーム。従業員向けのプログラムやイベントに関する時間や従業員管理のための時間を短縮し、可視化することができる。世界初のEAP自動化プラットフォーム。
10.ComplianceHR
コンプライアンスに関する問題を、AIソフトウェアプラットフォームを用いて対応していくサービス。具体的にはコンプライアンスプログラムの立ち上げ、既存のプログラムの最適化、従業員サービスの強化などのガイダンスを行う。
11.ask hr
従業員サポートのためのAIチャットボット。福利厚生や医療ケアに関する情報の質問に答える自動ボットがある他、従業員のエンゲージメントを分析することができる。
12.Colleago
従業員のシフト管理ツール。リアルタイムで従業員のシフト状況をチェックできる。また、アプリやソフトをダウンロードすることなく招待制でチーム内誰でもすぐに利用が可能。
13.alyss
ソフトスキルや特性や目に見えない特徴を持つ候補者を検索できるサービス
応募者がビデオインタビューを録画しアップロードすると、AIがその音声や表情を分析し、感情やコンテンツの語彙などにより点数化。企業側はその点数とアップロードされたビデオ、ワークフローを見ることができる。
https://www.alyssanalytics.com/
14.KNOWLEDGEPERKS
従業員の福利厚生のための動画学習サービス。メイクアップ技能、醸造・ワイン作り・カメラ講座など学べるジャンルは多岐にわたり、従業員は通勤時間や自宅などで自分のペースで学習できる。
15.RAVEN INTEL
HR Techプロダクト導入プロジェクトを行う企業側と、HRTech導入コンサルタントのマッチングサービス。登録されているコンサルタントを過去の実績やプロフィールなどから検索し、提案書を複数のコンサルタントに送ることができる。
16.Swarm Vision
従業員のイノベーション能力を測定し、新たな才能を発掘するためのツール。ツールを用いて８つのイノベーションスキルを測定し、より強力なイノベーションチームを形成できる。
17.Talvista
データを活用した採用ツール。履歴書や面接を構造化して分析し、無意識の偏見が入らない評価をすることができる。
18.XOR
人工知能を活用し、採用活動のコストと時間を短縮する採用活動管理システム。チャットボットを用いた自動面接スケジューリングサービスなど。
19.AllyO
会話式AIを活用した採用ツール。求職者のスクリーニング・スケジューリング・ヘルプデスクをAIが行い、採用コストを減らすことができる。
20.BioGrp
様々な業界のプロジェクトに応用できる、アウトソーシングの会社管理サービスやバイオメトリクス認証などのサービス。従業員の健康管理や勤怠管理など従業員管理に関する包括的なツールを提供。
21.disco
会社内で感謝の気持ちやお互いを讃える気持ちを送ることができるツール。Slackなど既存のチャットツールにdiscoを招待することで、簡単に利用可能。
22.jobAdx
求人広告に特化したデジタル広告ツール。雇用主は、広告を出す曜日を設定できるなど、求職者にピンポイントで広告を出すことができる。また、リアルタイムの分析でより高い広告効果を出すことを支援する。
23.BeWorkHappy
採用準備の効率化と雇用の質を高めるためのツールを提供。自然言語理解（NLU）により、言語にとらわれずに求職者を効率的に募集することができる。企業、人材募集会社、求人掲示板、ATS、求人企業などのサービスを提供。
24.synctrics
従業員のパフォーマンス向上、チーム・組織の最適化、また指導者のサポートなどにより職場の環境をより良くするための支援ツール。
25.videomyjob
スマートフォンなどから簡単に動画の求人広告を作成できるツール。作成した動画はワンタップで求人サイトやソーシャルメディアに掲載することができる。テンプレート機能などにより、ブランドイメージに合わせたカスタマイズを行える。
26.AllWork
フリーランスの販売員と小売業者・ブランドを繋げるプラットフォーム。会社に適した人材を見つけ出し、スケジューリングからシフト管理・給与計算などを行う。特に美容系のブランド・販売員のマッチングが盛んに行われている。
27.Blendoor
AIを活用した採用マッチングサービス。求職者の情報は写真・年齢・名前を伏せた状態で表示され、より多様性のある採用を行うことを支援している。
28.Jane.ai
チャットで会社情報にアクセスできる人工知能プラットフォーム。AIがドライブ内のドキュメントやWeb上に散在している情報を集積し、従業員はチャットに質問することで簡単にアクセスすることができる。
29.TrenData
タレント分析と予測を行うためのクラウドベースAIプラットフォーム。様々な人事ソフトウェアのデータを主役して分析し、将来予測に役立てることができる。
30.Zyvo
オンライン選考や人材育成での人材アセスメントサービスや、候補者や従業員のパフォーマンス予測サービスを提供している。
最後に
30社のサービスをご紹介いたしました。
労働環境や採用に関する前提が違うからこそ生まれたサービスもあるものの使ってみたいサービスはありましたか？
日本のHR Tech スタートアップはPitchfestのみならず、HR Technology Conference & Expo 2018において登壇はゼロ。来年は日本のHR Techスタートアップが活躍することを期待しましょう。
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